植樹のその後
date / 2013 . 9 . 29 22:21
何かと嬉しい事が多い訪問でしたが、毎回、気になるのは植樹のその後。
2012年の初夏、ソロプチミストの皆様にダルハンまでお越しいただき、施設の庭に実のなる木やモミの木を植樹いただきました。

しっかりと根をはってくれていました。ここモンゴルでは、厳しい温度差のある気候ゆえに植樹をしても枯らさずにいるのは、大変難しいそうですが、冬の寒さをこらえた木々たちが、そろって元気に育っていてくれました。


子どもたちが喜ぶように選んだ実のなる木もあります。その実を結ぶまではまだもう少し時間がかかりそうですが、どの木もしっかり根を張って葉をつけている様子にいたく感動しました。

薄紫の小さい花はモンゴルの短い夏に咲く花でしょうか、
庭にいくつも可憐な花が咲いていました。
大学生からの嬉しい言葉!
date / 2013 . 9 . 25 00:03
奨学金授与を終えた後、大学生の代表で4年生になるバンブーがスピーチをしてくれました。
「今、勉強している専門を、もっと頑張っていいところに就職して、施設の小さい子どもたちの為に私たちは頑張ります。
私の個人的な思いですが、今、皆さんの支援で施設を卒業した全員の大学生でグループを作り、そのグループのみんなでお金を集めて1人の子を毎年(大学の学費を)支援していく夢を持っています。
もっと頑張って大学を卒業します。」

奨学金授与式のあと大学生たちが早速グループを作り、グループの代表にはウランバートルの大学で学ぶボロロという女の子がなりました。
そして、全員がおこづかいでもらった3万トゥグルグの中から1万トゥグルグを集めると決めたのですが、新学期の文房具の購入などに使って欲しいので、それは止めました。学生たちは、日頃からつつましい生活をしています。
みんなが就職し、力を合わせて、夢を叶える日を応援したいと思っています。

写真は約40人の子どもたちが暮らす施設の夕焼け。
卒業生たちにとって休みの日に帰る大切な家でもあります。
夜のサプライズ☆パーティ♪
date / 2013 . 9 . 23 02:05
奨学金授与の夜、大学生たちから私たちに嬉しいサプライズ・パーティがありました。
夕方、大学生たちはこっそりダンスを練習してくれていました。
男装・女装してノリノリで登場する大学生たちに、みんなで爆笑、ダンスやコントと芸達者な卒業生たち。その後小さい子も飛び入り参加し、大盛り上がりでした。

最後は全員で「Smile」という曲を合唱。
6月の関西コンサートの開催にあたり、お世話になった方々や、担当する場所からはコンサートを見れなかったボランティア・スタッフの為に、小さな会場で「ありがとうコンサート」をした時に、関西のママたちから子どもたちへ「ありがとう」の思いを込めて歌った曲。
♪君の笑顔が一番好きだから・・・君の笑顔がみんなを幸せにする・・・だから笑っていて・・・♪
モンゴル語訳の歌詞を見て子どもたちは泣いてしまいました。

この曲をとても気に入って音源とひらがなの歌詞をもって帰った子がいました。
施設の朝の体操の後、この曲をよくかけてくれていて、
どの子も今ではすっかりみんな歌えるようになっていました。
奨学金授与を行いました。
date / 2013 . 9 . 21 02:12
8月23日、大学生たちへの奨学金の授与を行いました。

施設に帰ってきてくれた大学生たちと記念写真です。

施設で暮らす弟・妹達が見守る中、奨学金授与式を行いました。

エレデネ先生より学ぶ機会をくださっている日本のみなさまへお礼の言葉のあと、おこずかいの3万トゥグルグを入れた目録を授与しました。

応援してくださっている人たちの思いを受けて、これからも勉学に励んで下さいね。

心を込めて、ひとりづつ封筒を手渡しました。

「ベルナ・チャイルドサポート」の皆様、毎月、ベルナと一緒に施設を支援しています「ハミングバーズ」「モンゴル太陽の会」そして、全国の里親さんたち、すべてのサポーター様の愛ある支援のおかげさまで、大学生19名全員が奨学金をいただき、9月に入学、新学期を迎えることが出来ました。ありがとうございました。
この後、エレデネ先生から各自、誓約書を渡されました。一生懸命勉強して、優秀の成績をおさめること、成績が振るわない場合は来年の奨学金はもらえない約束になっています。

この誓約書は、1年更新になっていて、大学生たちがサインをして提出します。
最後の大学生のスピーチが素晴らしかったので、改めてご紹介いたします。