障害児童施設
date /
2012 . 6 . 2
18:00
「第10番保育園」では、障害児施設と24時間保育園に対して支援しています。
20人のクラスのうち12人が障害児、8人の貧しい家の子ども達と一緒に保育しています。
障害児のうち7人が重い障害、5人は見た目は普通ですが知能障害があります。
クラスは三人の先生が担任していて、うち二人は医者です。
先生にとっては、8人の健常児が障害児の手助けをしてくれることがとても助けになっているそうです。

この子は知能障害がある子ども。
なにをしても笑顔をみせてはくれませんでした。
今度会う時には、笑えるようになっていてくれますように…….

この子は24時間保育園の健常児。
カメラを向けると張り切ってオモチャを漕いでくれ、笑顔がとっても印象的でした。
小さいけれど、障害児を助けてくれているそうです。

この6歳の笑顔が可愛い女の子は、脚に障害がありますが、非常に頭の良い優しい子です。
生まれてすぐに、子どものできない若い夫婦が病院で身寄りの無い彼女を引き取りましたが、後で脚に障害があったことがわかりました。
しかし、とても大切に愛されて立派に育てられました。
普通の家庭の子どもを含めた、幼稚園全体の卒業式で彼女が司会を務めた時は、子ども達が彼女に感動して泣いたそうです。

この幼稚園は、とても教育に熱心な園長先生が指導していて、国から表彰を受けたこともあります。
今後は15〜30人のクラスに2〜3人ずつの障害児を一緒に教育することで、双方にとって良い結果が生まれるのではと話し合いました。
ダルハンではこのような施設は他に無く、未就学障害児は、まったく教育のチャンスがありません。
今回の訪問で、子ども達の素晴らしい成長を感じることができ、一人でも多くの障害児童のために支援を拡大していきたいと思いを強くしました。
