活動報告ニュース

ダルハンに行ってきました!

date / 2010 . 6 . 1 14:33
6月1日がモンゴルでは『子どもの日』ということで、今回5月31日から6月5日まで、 子どもたちの様子を見に、そして施設の先生方との打合せもありダルハンを訪れました。
久しぶりに会う子どもたちは、見違えるほど成長しており、 中でも国立芸術大学 舞踊科に今年100人中1番という高成績で入学した生徒や、 馬頭琴やホーミーで音楽科に進んだ生徒の上達ぶりは目を見張るものがあり、 後に続く子どもたちへの夢や希望となっていて大変嬉しく思いました。

また新しく施設に入った小さな子どもたちも、当初は表情が大変暗かったのですが、 今では施設の生活にも馴染み、料理や掃除などの役割も喜んで担いながら、 生まれ変わったように明るく幸せに生活している姿が、今回もっとも嬉しかったことの一つでした。

一方で、「24時間保育園」に預かっている幼児の週末戻る家庭を今回訪れましたが、 吹き晒しのゴミ捨て場に小さなダンボールを敷いただけの家を目の当たりにした時は、 あまりの衝撃で涙が止まりませんでした。 雨や雪の日は、犬がするように穴を掘って母子抱き合って眠るそうです。

ここに住んでいた7歳の少女は、半年前24時間保育園に保護されるまでは、 言葉もしゃべれなかったそうですが、今では少しずつ話せるようになってきました。

今回出会った母たちは、恐ろしいことに全員がアルコール依存症で、 わずかな収入も子どもの食事でなく、アルコールに使ってしまうらしく、 「24時間保育園」の園長や先生たちに暴力を振るったり、暴言を吐いたりで、 信じたくないことですが苦しい生活の中で母性すら失いかけている母親が多いこともショックでした。
ダルハンにある多くの幼稚園の中で、いま在る3ケ所の「24時間保育園」の園長たちは一様に、 「子どもが可愛いから子どものために頑張るしかない」とおっしゃっていて、 ほとんどの人が避けたい大変な仕事を引き受けていただいているのでした。

このような悲惨な環境から、温かい愛情と安全な環境で罪の無い子どもたちを守り 育ててくださる先生方に心から感謝し、改めて皆様からのご支援の有り難さ、 尊さを感じながら帰国いたしました。