
モンゴル日記
今回も日々いろんな衝撃&感動が続き、
日本の生活の中では有り得ないほど頭と心と魂がオーバーヒート状態です。
昨日、貧しい子供を預かる24時間保育園を視察した時、
とても気になった子供の自宅をお願いして訪ねてきました。
そこは・・・想像すらできない場所。
丘の上の荒涼たるゴミ捨て場でした。
ゴミの山の中に小さな段ボールを敷いただけの場所。
ふきっさらしのそこが、子供二人の家だったのです。
冬は土に穴を掘ったゴミためで寒さをしのぐのだと。
そしてゴミを拾いお金にして二人を育ててきた27才の母親も、
実はアルコール依存症と後から聞いて言葉を失いました。。。
その後、二軒の薄暗い悪夢のような家庭を訪れた後、
なんだか衝撃で頭の奥が痺れるような状態になり、
一時間ほど一人でベンチで風にあたりながらぼうっとしていました。
その時ふと思い出したのが、その丘を登る時、大きな鷲が二羽、
前を横切り真っ青な空を、太陽を中心に頭上を旋回したことでした。
昔インディアンの書いた本で読んだことがあるとおり、
友達からそれはとても意味深い出来事・・とメールの返信が届きました。
そして夕方、皆で食事会を終えて施設の庭で、
巨大な夕日が沈むのを歓声をあげて見ていました。
目をとじて、これから始めようとしている新たな課題について祈り、
皆で夕陽を背に写真をとろとうとシャッターをきると・・・!
信じられないくらい雪みたいなオーブ(聖霊とかエンジェルとか呼ばれる?
丸い半透明な・・)が沢山飛び交って写ってました。
何枚とっても、画面に無数に写るのをみて、シャッターきるひとが興奮して叫び続けてました。
私達は、「影」をみるから「光」が美しいことを、かけがえがないことを知ります。
沢山の子供達の未来が変わる何かすばらしいことが始まる気がするとても神聖な気持ちの夜です。