モンゴルの路上で暮らす子供たちを一人でも多く救いたい。ベルナ・チャイルドサポート

施設紹介

「24時間保育園」について

2008年9月から「24時間保育園」の支援も開始しています。 仕事もなく、貧しい親たちにとって、保育園に通わせることは経済的に不可能です。 ベルナ・チャイルドサポートでは月曜~金曜日まで、24時間体制で保護する幼稚園を始めました。 月曜日に子どもを施設に預け、金曜日に迎えに来る。劣悪な環境で暮らし、 食事も満足に与えることができない親たちにとって、それは悲願でした。 また、できる限り家族で暮らしたいと願う親たちには、送り迎えの交通費も援助しています。

「障害児施設」について

身体に障害をもち、治療を受けられなかった児童のために、 ダルハン市で唯一の「障害児施設」を公立保育園内に創りました。 障害児施設の入園を順番待ちしている子どもたち全員が一日も早く通えるよう支援していきたいと思います。 教師はもちろん、医者も常勤し、モンゴルマッサージなどの治療も行います。 すでに、車椅子から立ち上がれなかった子どもが歩けるまで回復してきたといううれしいニュースもあります。

孤児院「太陽の子どもたち」について

路頭に迷っていた孤児たちを保護し、家族の一員として育てながら、 将来自立できるようにあらゆる教育を受けさせているのが、児童保護施設「太陽のこどもたち」です。 長く児童福祉活動にご尽力されたエレデネ女史を館長とし、彼女のもとで、 7歳から18歳までの子どもたちが今暮らしています。 教師陣の深い愛情で次第に、子どもたちは心を開き、人を信じ、人間の心を取り戻せたようです。 義務教育はもちろん、将来、自立して生きていけるよう、孤児院では唯一芸術教育をし、 子どもたちは舞踊、歌、音楽、工芸などを修得し、数年に一度、来日コンサートを行っています。 「太陽の子どもたち」という名前は施設の子どもたち自身がつけた名前です。モンゴルからみると、 日本は太陽が昇ってくる方角に位置しているので、彼らは自分たちを「太陽のような日本人に、 愛され守られている子ども」だと考えたようです。

 

 

施設長 エレデネ・チュルーン先生プロフィール

1956年生まれ
子どものころ、医師だった父親がノモンハン事件で敵国の日本人を助けたことから、 その罪を問われ、重い処分を下される。
そうした慈悲深い親に育てられた先生は、その後、児童教育の道にすすむ。
1998年モンゴルで貧困にあえぐ子どもたちを何とか救けたいと立ち上がる。 そのとき、偶然に日本人の支援者と出会い、孤児院「太陽の子どもたち」を創立。 昔、日本人を助けて罪を問われた父親を持つ先生は、日本人との不思議な縁を感じたと語る。
いくつかの日本人グループの支援で、現在まで至る。
「孤児に対して同情するのではなく、彼らが一人で生きていく道を探す手伝いをすることが私の使命」と語る。 その手段として、孤児院では唯一芸術教育をし、舞踊、歌、音楽、工芸などを修得させることに勤めている。 4人の子どもを持つ母親でもある。